運命と運を味方にする そのA

運命と運を味方にする そのA

「恋が長続きしない人」の本当の理由

 

運命を考える上で興味深い、私が実際に会った二人の女性についてお話ししようと思います。

 

1人目は、とても見た目が綺麗な女性でした。年齢は24歳。彼女の見た目に一瞬で惹き付けられる男性はとても多いだろうと思いました。

 

彼女の悩みは、恋愛が長続きしないことでした。

 

いつも3ヵ月しか続かないと言うことでした。

 

ここまで読んでこられたあなたなら、彼女の恋愛が長続きしない理由をこう考えるかもしれません。

 

「彼女は見た目の魅力は高いけれど、パートナーとしての魅力がないのだろう」

 

「彼女は居心地が悪いのだろう」

 

「彼女は付き合っら退屈なのかもしれない」

 

と。実際、私を含めたその場にいた三人は、そのような感想をもらしていました。

 

私も彼女と会った時はそう思い、そのように助言しました。

 

その助言に従えば、彼女は一生懸命、彼の話の聞き役にまわり、彼の価値観を支持し、彼にダメ出しをしないように気をつけるようになると思います。

 

また、会話術に関しても提案したので、それを実行するでしょう。

 

でも、彼女が帰ってからふと気づいたことがあります。

 

彼女と話をしていたのは30分ほどだったのですが、私自身はとても居心地がよかったのです。

 

ところが、他の2人は、「あの人は中身がない」「あの人はパートナーとしての魅力がない」と言っていたのです。

 

さらに振り返って考えてみると、彼女の話すスピードがゆっくりであることに気がつきました。

 

一方、私を含めた3人の会話のスピードはとても速いのです。

 

彼女は人の質問を聞いた時、自分の中で一度ゆっくり考えてから答える女性だったのです。

 

だから、会話のテンポが遅く、一見すると何も考えていない、中身のないお馬鹿さんに見えてしまっていたのです。

 

あなたの気づかないところに「答え」がある

 

そのような「話のテンポの遅い女性」を、なぜ私はお馬鹿さんと感じなかったのでしょうか?

 

それは、時をさらにさかのぼる必要があります。

 

私が学生だった時、同じゼミに1人の男性がいました。

 

彼が博士号をとったら、将来を約束された、とても優秀な生徒でした。

 

彼の会話のテンポはとてもゆっくりで、私は彼と話す時は、じっと何もせず待っている必要がありました。

 

そして、彼が話すのを待って会話してみると、誰よりもロジカルで、深みがあり、人が気づかない視点を持っていることがわかったのです。

 

彼は、私が出会った中で、最も賢い男性の一人でした。

 

次に思い出しだのは、他の大学のある研究科の大学院生です。

 

彼も、とてもゆっくり会話をする人でした。

 

でも、視点が新しく、魅力的な味わいのある会話をするのでした。

 

彼はグループで会話していると、他の人がどんどん会話を進めてしまい、ほとんど話ができませんでした。

 

他の人は彼の三倍ほどのテンポで、思いついたことを次から次へと話していくのです。

 

「○○君、さっきから話してないよね。何か言いたいことがあったら言ってみて?」

 

と誰かが言うのですが、彼が考えている間に、他の人が話したり、質問の内容が変わってしまったりするのです。

 

「過去に読んだ本で、いい本はある?」

 

と聞いて、彼が考えている間に、

 

「じゃあ、映画でもいいよ、漫画は?」

 

彼が考えていると、

 

「じゃあさ、最近、読んだ本は何かあるの? 感動した、とかでなくてもいいから」

 

という具合に、次々と話題が変わっていってしまうのです。

 

会話のテンポの遅い人と、ポンポンと話題を変えていくテンポの速い人は、ほとんど会話が成立しないのです。

 

そして、話すテンポが速い人は、たいてい深みがなく、次々と思いついたことを話しているだけなのに、ゆっくりとしたテンポで話す人に対してフ頭が悪い」というレッテルを貼ってしまうのです。

 

その女性にも、そのゆっくりとしたテンポを私は感じたのです。

 

もし彼女が、彼女と同じテンポで話せる男性と付き合ううことができたら、それはお互いにとって、とても居心地がよいだろうと私は思いました。

 

その男性は、彼女の「内面の魅力」を感じ、「パートナーとしての魅力」を感じると思います。

 

彼女がもし、そのような男性と出会ったら、

 

「色んな助言をすべて実行したけれど、うまくいかなかった。でも、ふとした時に私を理解してくれる素敵な男性に出会えた」

 

と思うかもしれません。

 

こんなことはどんな恋愛指南書にも婚活本にも書いてありませんからね。

 

男が「どうしても守ってあげたい」と思う女性

 

もう1人は、37歳の女性です。

 

彼女は、「私、韓国ではすごくモテるんですよ」と言うのです。

 

その女性は、これまで敖人の韓国人からプロポーズをされたのだが、日本では全くモテないらしいのです。

 

私は、「モテ」にとても興味があるので、なぜ彼女が韓国人にモテるのか、話を聞いてみたいと思いました。

 

彼女は、所属する会社で一番成績のよいセールスパーソンです。

 

彼女の会社で彼女にかなう男性はいません。

 

彼女は、彼女白身の能力が高いためか、しっかりとしたリーダーシップをとってくれる男性を結婚相手として望んでいました。

 

しかし、そのような男性は彼女のまわりに1人もいませんでした。

 

彼女は結婚をしたいので、いろいろなところに出かけるのですが、彼女が「リーダーシップがある」と感じる男性は、皆既婚者か、彼女を相手にしてくれないらしいのです。

 

彼女は結婚をしたいので、一時期、男性ウケするように、男性のエンタテインメントを楽しもうと、「楽しんでいるふりをする」などの演技をしたこともあったようです。

 

男性に連れて行かれたお店で、おいしくもない料理をおいしそうに食べ、感動したふりをしたそうです。

 

そして、そのことによって確かに彼女はモテるようになったのですが、相手は彼女の好みの男性ではなかったらしいのです。

 

何をやっても手詰まりで、「この世界に、私の好きな男性で、私を好きになる人なんていないんじゃないか」と彼女は思っていました。

 

でも、なぜだかわからないのですが、彼女は韓国では素のままでモテるのです。

 

話を聞いてみると、ある事実に気づきました。

 

彼女は韓国語ができるのですが、韓国に行くと、慣れない海外のために電車の乗り換えもできなくなり、現地での携帯電話の使い方もわからなくなり、実に頼りない女性になってしまうのです。

 

彼女は韓国人の男性に頼りっぱなしで、そんな頼りない彼女を助けようとする男性が多数現われるようなのです。

 

そして同時に彼女は、韓国に住むそのようにしっかりした男性にリーダーシップを感じ、魅力的と思ってしまうようなのです。

 

彼女はその時、それらの男性に対して、好意的に接するでしょう。

 

それは、彼らが彼女の理想の男性像を満たしているからなのです。

 

つまり、彼女は韓国に行くと、彼女の気づかない間に、彼女自身が変わってしまっているのです。

 

自分の気づいていない所に婚活がうまくいかない原因がある

 

この2人の女性の話のキーポイントは、「自分の会話のテンポに合う人を見つけろ」とか、「海外で男性を探せ」ということではありません。

 

あなたが多くの本を読んでいても、あなたが最善を尽くしていても、あなたの気づかないところにあなたがうまくいかない原因があるかもしれないということです。

 

その一方で、本を読んでも、理性的に行動してもうまくいかないのに、何かのタイミンクで急にうまくいったりすることも多々あります。

 

実際には何か理由があるのだけれど、本人にその理由はわからないし、本にも書いていない、ということがあるということなのです。

 

それは、他の人がじっくり観察すれば気づくこともあるだろうし、あるいは、自分白身も気づかないところで何かが起きているかもしれません。

 

あなたの結婚に向けての活動において、もしスムーズに進行しないのなら、このような「人知を超えた運命」をコントロールすることは重要なことになります。

 

次は運命をコントロールする方法「婚活ランダムウォーク作戦」についてお話しようと思います。

 

 

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婚活はここから始めよう!