「バツイチ」と「マルイチ」

「バツイチ」と「マルイチ」

「バツイチ」と「マルイチ」

 

結婚は、人生の最重要イベントの1つです。

 

皆さんは、人類が発明した「結婚」という簡単に見えて、実は最も難解なシステムの取り組み方に直面しています。価値基準を混乱させる情報や、便利すぎる婚活システムに惑わされたり振り回されたりすることなく、結婚を正しく理解し、正しい選択をしていただきたい。それが私の願いです。

 

ここで、「マルイチ」について、説明したいと思います。離婚経験者を、世間一般では「バッイチ」と呼びます。籍を抜いた戸籍に×印が記入されることが語源だそうです。×という記号が失敗を連想させる意味も含めてのことでしょう。皮肉ともユーモアともとれる響きで、バツイチという言葉はすっかり定着しました。

 

しかし、人間は間違いからしか学べないのも事実です。たとえ離婚しても、そこから何かを学んだ人はバツイチではありません。バツではなく、マルです。だから、マルイチなのです。

 

有名なプロゴルファーが、試合終了後の優勝者インタビューで、「勝ったゲームからは、何も学べない」と言っていたのをテレビで見たことがあります。別の日に、同じプロゴルファーがテレビに出ているのを見ました。このときは、負けた試合の後でしたが、「次に勝つためには、どこに原因があったのかを考えています」と言っていました。

 

結婚の間違いや失敗も、これと同じです。嵐に遭遇してなんとか生き残った経験のある船長の方が、一度も危機に遭遇したことのない船長より信用できると思いませんか? 婚活中のあなたには、初婚よりもむしろマルイチを相手としておすすめしたいくらいです。

 

しかし、離婚から何も学ばない人もいます。そういう人は、マルイチではなく、バツイチのままです。離婚の理由を話したがらない人も、要注意。離婚から学ぼうという姿勢や、学んだという自覚を持てない人だからです。

 

いっぽう、世の中には人生で何も失敗していない人がいます。受験も就職も仕事も何ひとつ失敗をしたことがなく、結婚生活もうまくいっている人です。

 

一見うらやましく見えますが、こういう人はある意味、何も学んでいないともいえます。ただ、誤解がないように補足しますと、初婚の人も一度結婚に失敗し、離婚から何かを学び、マルイチにならなければならないという意味ではありません。でも、お相手選びの際は、離婚経験者もぜひ候補に入れてください。今や、3組に1組が離婚する時代です。

 

「前の結婚ではこんなはずかしい間違いをして、離婚したんだ。でも、もう同じ間違いをしてはいけないと思っている」

 

という人は、マルイチと認めてあげましょう。あなたにとっても、結婚の対象となる候補者がそれだけ増えるのですから、悪い話ではないと思います。

 

離婚経験者も自分を「バツイチだから」と卑下しないでください。離婚から結婚の本質を学び、選ばれるマルイチになればよいのです。自信を持ってくださいね。

 

 

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