心が弱くなると不安になる

心が弱くなると不安になる

心が弱くなると不安になる

 

結婚した夫婦の3組に1組が離婚するといわれる時代です。

 

離婚理由の多くを占めるのが、夫あるいは妻の浮気によるもの。浮気が引き金となり、夫婦関係が破たんし、離婚に至るのです。

 

ただ、ひと口に「浮気」といっても、その定義はさまざまです。

 

また、「浮気の疑い」が大きく膨らみ、不要なトラブルを招くケースもあります。

 

浮気が事実ならともかく、疑いの段階で関係を悪化させるのは避けたいものです。

 

以前、このような相談を受けたことがあります。E子さんは、彼がキャバクラに入り浸っていると私に訴えました。

 

「彼、浮気しているに違いないんです!彼のせいで私、うつになってしまいました」

 

E子さんは、続けます。

 

「私、どうしたらいいんでしょうか?」

 

これは、いわゆる「どのバスに乗ったらいいですか?」という質問と同じです。私は、「E子さんは、どうすることがいいと思いますか?」とたずねました。

 

E子さんからは、「決まっているじゃないですか。彼が浮気をしなくなることが一番です!」という答えが返ってきました。

 

[E子さん、あなたの心は弱っていますね。心が弱ると、不安になりやすいんですよ]

 

「実際、不安でたまりません」

 

「不安になると、起きてもいないことを想像してイライラしたり、すんでしまったことをいつまでも引きずったりすることがあるんですよ」

 

「起きてもいないこと? 彼が浮気していないって言うんですか?」

 

まさに、E子さんの心は弱り、不安でいっぱいになっている状態でした。

 

「彼はともかく、まずはあなたの心が健康になることが先です」

 

「私の心? 彼の問題だと思うんですけど」

 

「いや、あなたが先だと思います。今のE子さんは、彼への猜疑心でいっぱいなんじゃないでしょうか?」

 

「いつも電話して、『今、どこにいるの?』って確かめちゃうんです。うっとうしがられているけど、仕方ないですよね。彼があやしいんだから」

 

「では、今の2人の関係を、彼はどう思っているでしょう?」

 

「さぞかし不満でしょうね。私、泣いているか怒っているかのどちらかですもん」

 

「そうですね。彼はきっと、居心地が悪いと感じているはずですよ」

 

「そうだと思います。でも、疑いはじめるときりがなくて」

 

「やはり、F子さんの心の健康を取り戻しましょう。これは、人としての自信や魅力を確実に取り戻すことにつながりますから」

 

「自信と魅力……。そうですね、今の私にはないかも。彼、私の元に戻ってくるでしょうか」

 

「少なくとも、あなたの心が健康になれば、今よりはずっと居心地のよい関係を取り戻せるはず。彼の態度も変わると思います」

 

いくぶん、冷静さを取り戻したE子さんに私は言いました。

 

「そもそも、彼が浮気をしているというのは事実なのですか?」

 

「うーん。決定的証拠をおさえたってわけではないんですけどね」

 

後日、E子さんから連絡がありました。彼の浮気は誤解で、F子さんの思い込みだったそうです。

 

実際にキャバクラには行っていましたが、上司や同僚との付き合いということが判明しただけでなく、彼が会社で残業していた日も、居酒屋で友人と飲んでいた日も、E子さんはすべて「キャバクラ通い」と決めつけ、不安を膨らませていたのでした。

 

 

「何をされたら傷つくかをしっかり伝える」につづく >>

 

 

 

 

 

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