結婚と仕事の関係

結婚と仕事の関係

結婚と仕事の関係

 

ドラマでは、仕事に没頭している彼に不満を募らせた彼女が、こんな言葉をぶつける場面がたびたび登場します。

 

「仕事と私、どっちが大事なの?」

 

それを聞いた彼は、たいていうんざりした顔を見せますよね。実は、婚活中の女性が似たような葛藤を抱えています。ただし、その葛藤が自分自身の中で生じているというのが問題です。

 

I子さんは、新卒で入社した会社で16年働いています。彼女の努力が実を結び、ついに課長に昇進しました。ところが、I子さんはこのように訴えるのです。

 

「だから私、結婚まで望むのは欲張りなんじゃないかなって思うんです」

 

私は単刀直入に答えました。「いいえ、そんなことはありません。ずばり、結婚と仕事はまったく別のものです」

 

I子さんは、なおも続けます。

 

「仕事の内容や給料、すべてに恵まれています。それだけでも、幸せと思わなくちゃだめですよね。忙しくて彼をつくる暇もないけれど、仕方ないですよね」仕事で大いに充実しているはずのI子さんの表情は、なぜか曇っています。

 

「実際、過去にはデートを仕事でドタキャンしたこともありました。たぶん、そのせいで付き合っていた彼にもフラれたんです。きっと、仕事をがんばりすぎている女性は、かわいくないと思ったんじゃないかな。半年後に別の女性と結婚したらしいんですが、奥さんはやっぱり専業主婦だそうですから」

 

I子さんのように、仕事で成功している代わりに、結婚をあきらめなければならないと本気で思い込んでいる女性が存在するのです。過去の失恋の原因はI子さんの想像の域を越えませんが、I子さんは仕事が原因でフラれたと感じているようでした。以来、仕事に没頭し、なんとなく婚活からも遠ざかっているそうです。

 

そもそも、仕事で手に入るものと結婚で手に入るものは全然違います。仕事は、会社にとっての売り上げや利益のために存在し、そこで働く社員は給与というお金を儲けるのが目的です。社会的に貢献するのも仕事の重要な側面です。

 

いっぽう、結婚の目的は何でしょうか。

 

そうです。世界で一番安心できる家庭という場所をつくることです。「結婚と仕事の両方を充実させるのは間違い」などという考えは、大きな誤解です。

 

ちなみに、I子さんは昔付き合っていた元カレに「俺と仕事、どっちが大事なんだ?」と言われたことがあるそうです。ドラマなどでよく見かける男女が逆になったバージョンですね。私が「変なことを言う人だなぁと思ったんじゃないですか?」と聞くと、「そうなんです。何も答えることができなかったのを覚えています」と苦笑していました。

 

I子さん自身、彼が仕事と恋愛を同時に引き合いに出すことに、違和感を覚えていたのです。私の話を聞いた後、I子さんはこれまでどおり仕事を続けながら、同時に婚活にも励むと決めたそうです。

 

ここまで読んでいただいて、気づいた人もいると思います。「仕事と結婚の2つとも叶えてしまっていいの?」という悩みは、女性しか考えません。仕事で成功している男性が、「仕事のみならず結婚まで手に入れるのは欲張り化?」なんて悩んでいる人に私は1度も会ったことがありません。

 

結婚は、男女が1人1人が行うものです。つまり対等な立場で、平等に行われます。男性も女性も結婚と仕事の両方を手に入れる権利があり、誰もがそれを許されているのです。2つとも手に入れて、ぜひ人生を謳歌してほしいものです。

 

 

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